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日本ハイスコア協会について

日本ハイスコア協会
JAPAN HIGH SCORE ASSOCIATION

 日本ハイスコア協会は『GAMEST』『ARCADIA』編集部に在籍したライター、編集者を中心に構成されています。
 主なメンバーは以下のとおりです。

会長:京城(フリーライター)
委員:大瀬子ヤエ(フリー編集者)
委員:きらり屋 (フリーライター・イラストレーター)
委員:松浦恵介(フリー編集者)

協会の主な活動内容

  1. 全国的なハイスコア集計活動
     かつて、雑誌を通じて行われてきた全国的なハイスコア集計活動を、インターネットを介して行います。
     全国各地から協力店舗(集計店)を募り、その店舗内で出されたスコアを集計するとともに、その他の店舗からも広くスコア申請を受け付けます。

     現在では、オンラインでの集計機能を備えたゲームタイトルは少なくないですが、そういった新しい作品だけではなく、80年代のビデオゲームも集計の対象とします。
    古い作品の中には、過去に雑誌でどのような方法で集計が行われていたかが判然としないものもあります。そういった古い作品については、我々がかつての当事者への聞き取り取材や、資料調査などを行って確認していきます。
     また、古い作品の一部には、曖昧なルールのもと集計されてきた作品も少なからず存在します。そのようなタイトルについては、改めてルールを精査・整理していきます。

  2. ゲームセンター同士の情報交換や連携の強化
     全国的な規模のハイスコア集計を行うには、ゲームセンターとの円滑な情報交換が不可欠です。
     日本ハイスコア協会では、各ゲームセンターと密な連絡を取り、店舗運営の相談などに対応していきます。
     また、広く共有されるべき情報については、その周知に力を貸していきます。

結成宣言文

 日本ハイスコア協会は、ゲームセンターで古くから行われているスコアアタック文化を奨励、振興していくことを目的とした団体です。

 『インベーダーゲーム』の昔から日本各地のゲームセンターでは、ゲーム中の得点を競い合う「スコアアタック」(ハイスコア競争)という遊び方が嗜まれてきました。
 最初のうちはゲームセンターや地方コミュニティの中だけで行われていたハイスコア競争ですが、やがてゲーム雑誌の発展により、全国規模での競争へと変貌していきます。そして、各ゲームセンターの中で出されたスコアを、雑誌の誌面上で集計し、全国トップのスコアを出したプレイヤーを称揚する……というハイスコア文化が生まれました。

 古くは『マイコンBASICマガジン』や『GAMEST』、近年では『ARCADIA』といった雑誌が、ハイスコア集計を行ってきており、その歴史は30年以上にも及びます。
 雑誌などで全国1位に認定されたプレイヤーは、ゲーマーたちから憧憬と賞賛の対象となりました。
 腕に覚えのあるプレイヤーたちは、我こそはと名乗りを上げてゲームに挑み、彼ら彼女らのやり込みは、普通に遊んでいただけでは気がつかない、ゲームの新たな魅力を発掘することもありました。
 現在、インターネット上には「スーパープレイ」と称する華麗なゲームプレイ動画が多数存在します。そういった魅力的なプレイを生み出す素地を作り出したものこそが、ゲームセンターが育んできたハイスコア文化なのです。

 そのハイスコア文化ですが、現在は社会の変化とともに変貌を強いられています。
 かつてアーケードゲームは、コンピューターゲームの中でも先鋭的な存在でした。しかし、近年では家庭用ゲーム機の発展により、かつての特権性は薄れてきています。
 また、インターネットを使ったオンラインのスコアランキングが盛んになり、雑誌を中心に形成された旧来のハイスコア文化には、往時の輝きはありません。

 しかし、ハイスコア文化が消滅したかといえば、そうではありません。いまだアーケードシーンに強く根付いています。
 あるプレイヤーが、ふとしたきっかけで始めたレトロゲームのやり込みが、ゲームセンター内のコミュニティ形成に寄与したり、またゲームの新たな魅力の発見につながったりと、いまだハイスコア文化はアーケードシーンに刺激や利益を与え続けています。

 我々は、ゲームセンターが30年以上にわたって培ってきたハイスコア文化の魅力を後世に伝えていくために活動することを、ここに宣言します。

(2016年2月20日)